CMS の中にはコアの枝分かれがあったり、プラグインやモジュールの開発が終了していたりして、それらの相性で悩まされることもまれにあります。
WordPress は現在もバージョンアップや、プラグインの対応も活発に行われているため、比較的こういった問題は少ないとは思いますが、自分で使ってみたいプラグインの動作検証結果を覚え書きとして残したいということもあり、このサイトでは WordPress の プラグインをよく取り上げています。
一度、これまでにこのサイトで取り上げた、WordPress 用のプラグインを「設置、設定の難易度」も含めまとめてみます。
ただし、ややこしい設定などについては各エントリーに書いているので、よろしければご参考に。

画像の投稿、表示

■画像のアップロード時にサイズや透かし合成などを設定
Flexible Upload
設置 : プラグインの適用のみでOK。
設定 : 英語、項目は多い。

■画像拡大表示の際に Lightbox
Lightbox 2
設置 : プラグインの適用のみでOK。
設定 : 英語だが項目は2つのみ。

ナビゲーション

■ページ番号で移動できるナビゲーション
WP-PageNavi
設置 : プラグインの適用後、テーマファイルに指定の記述が必要。
設定 : 標準では英語だが、日本語化の言語ファイルあり。

■カテゴリーの表示順番をお好きなように変更
My Category Order
設置 : プラグインフォルダ以外にも設置するファイルあり。その後プラグインの適用。
設定 : 標準では英語。

機能追加

■投票プラグイン
Democracy AJAX Poll
設置 : プラグインの適用後、表示したいエントリーに指定の記述が必要。
設定 : 標準では英語だが、日本語版もあり。

管理用

■WordPress 標準のコメントスパム対策
Akismet
設置 : プラグインの適用後、WordPress.com の API キー の取得、設定が必要。
設定 : 標準で日本語対応。

■WordPress 用のアクセス解析
WP-SlimStat
設置 : プラグインの適用のみでOK。
設定 : 標準では英語だが、日本語版もあり。

■Google ウェブマスターツールなど向けのXMLサイトマップ作成
Google XML Sitemaps
設置 : プラグインフォルダ以外にも設置するファイルがあり、パーミッションの設定が必要。その後プラグインの適用。
設定 : 標準では英語、項目は多い。

■ログインウインドウ(背景画像)をカスタム
BM Custom Login Plugin
設置 : プラグインの適用。また背景画像ファイルを設置。オリジナル画像にしたければ、画像処理用ソフトの使用ができること。
設定 : 設定は特に必要なし。

WP-PageNaviは、下のサンプル画像のようなページナビゲーションを追加するプラグイン。

WP-PageNavi

インストールと設定

  • FTPで、wp-content/plugins フォルダに、wp-pagenavi フォルダをアップロード
  • プラグインの管理画面から、WP-PageNavi を「使用する」にする

これだけでは、ナビゲーションは表示されないので、使用しているテーマファイルの表示したい部分に指定の記述を行います。

<?php if(function_exists(‘wp_pagenavi’)) { wp_pagenavi(); } ?>

私の場合は、index.php、archive.php、search.php の、navigation 部分に記述しました。

標準的なテーマのナビゲーションの “Older Entries(前へ)”、”Newer Entries(次へ)” と WP-PageNavi では新旧エントリーの向きが左右逆なので、置き換えてしまったほうが良いと思います。

また、WP-PageNavi の文字やケイ線の色など、デザインを変更したければ、以下のCSSファイルで設定します。

/wp-content/plugins/wp-pagenavi/pagenavi-css.css

ただし、pagenavi-css.css ファイルは、使用中のテーマディレクトリにあればそちらを読み込むので、テーマを頻繁にかえる方は、それぞれのテーマにあわせたpagenavi-css.cssをテーマのフォルダに入れておくと良いそうです。

検証結果

問題なく使用できています。

検証環境 (2011/01/08)
WP-PageNavi 2.30 → 2.73
WordPress 2.5 → 3.0

日本語化

WP-PageNavi の管理画面などを日本語化する言語ファイルを MMRT daily life さんが公開されているので、設定画面が英語だらけで苦手という方は、使わせていただいてはどうでしょうか。

WP-PageNavi 2.20 日本語 言語ファイル

Akismet はWordPressのパッケージに含まれているスパム対策のプラグインですが、インストール時は動作していません。
Akismet を設定するためには “WordPress.com APIキー” が必要とのことで、導入するかどうか考えていましたが最近コメントスパムが届くようになったので、設定してみることにしました。

Akismet 設定手順

プラグイン管理からAkismetを"使用する"にします。

akismet1

プラグインは使用開始されますが、作動させるために先ほどの "WordPress.com APIキー" の入力が必要と表示されます。

akismet2

すでに WordPress.com のアカウントを取得していれば、WordPress.com の Profile"Your WordPress.com API key is: XXXXXXXXXXXXXXX" と表示されているので入力。

"WordPress.com APIキー" を持っていなければ、"キーを取得する" のリンクをクリック。

akismet3

WordPress.com の画面に変わるので、"Sign Up" をクリック。

akismet4

WordPress.com アカウントの取得画面になるので、このアカウント用のユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力します。
パスワードの強度が弱い場合は次の画面で警告が出るので修正が必要です。
サービスについての注意書きを読んで同意するなら、Legal flotsamのところにチェックを入れます。
インストールしたWordPressを利用するので、"Just a username, please." のラジオボタンにチェックを入れ、"Next" をクリックします。

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登録したメールアドレスに、アカウントを有効化するためのメールが送信されます。

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メールを確認し、アカウント有効化のためのリンクをクリックします。

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WordPress.com のアカウントが作成され、画面の下あたりに "Your API key : XXXXXXXXXXXXXXX" と表示されているはずなので、この文字列をコピーしておきます。

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再度自分のWordPress管理画面、プラグインの "Akismet 設定" リンクをクリックし、API キー入力欄へはり付けて、"設定を更新" をクリックします。
"あなたのキーは認証されました。ではブログを楽しんでください!" と表示されたら設定完了です。

akismet9

Akismet の動作

正常に動作していれば、管理画面のコメントタブに "Akismet スパム (2)" のように、Akismet がスパムと判定したコメント件数が表示されます。

検証環境 (2011/01/08)

Akismet 2.5.1
WordPress 2.5 〜 3.0